伊藤製麺は群馬県榛名山麓にある小さな製麺工場です。
戦後まもなく先代が創業し、
今も変わることなく昔ながらの製法で麺をつくり続けています。
大量生産が出来ず時代にそぐわないかもしれませんが、
これからも先代の味を守り続け、
お客様に喜ばれる麺づくりに精進してまいります。
店主敬白
戦後まもなく父が創業。その頃は近所の農家でとれる小麦を乾麺(うどん)に加工するのが仕事でした。
私と父です。1953年頃だと思います。うしろに麺を天日干ししているのが見えます。
1970年頃の作業の様子です。このあと袋とじをするため仮置きとして交互に積み上げています。箱もいらず場所もとらず、昔の人は合理的ですね。この頃は小麦を作る農家が減ったため近所から製麺を委託されることも少なくなり、スーパーや給食センターに卸していました。
1998年、私と家内です。父が亡くなり、私ども夫婦と母の3人で 製造していました。
1988年の作業風景です。父と母が「ならいそば」の前身「生粉挽きそば」を計量し袋詰めしています。この頃からうどんよりそばが主流になりました。妻も子育てが一段落し、両親とともに4人で作業するようになりました。
今は亡き母と、近くに嫁いだ娘です。この頃は、家族3代で麺を作っていました。母は計量の達人。亡くなる直前まで手伝ってくれました。